より環境にやさしい未来を目指すPatagonia。LVRSustainableは地球を救うことに力を注ぐブランドのパイオニア的存在といえるPatagoniaにフォーカスします。Patagoniaは危機発生時に保護区や国立公園に資金を寄付し、よりグリーンな未来を目指して売上の1%を地球に還元しています。今回の特集では私たちが住む地球を救うための、ブランドの精神やイニシアチブについて語ってくれます。ブランドのバックグラウンド、ブランドが持つ認証、ブランドが進める数々のプロジェクトを通して、Patagoniaはより持続可能な未来、より健全な地球、そして責任ある消費意識を広めるために闘い続けています。「1% for the Planet」から「Patagonia Action Works」そして「We The Power」まで。Patagoniaがどのような取り組みで変化を起こそうとしているのかを、下にスクロールしてご覧ください。
Patagoniaについて
私たちは地球を救うために行動を起こします。
1973年にイヴォン・シュイナードによって設立されたPatagoniaは、カリフォルニア州ベンチュラを拠点とするアウトドアアパレル企業です。Bコーポレーションとして認証されているPatagoniaは、製品の品質や環境活動への取り組みが国際的に認知されており、同社が行っている助成金の支給や現物寄付は1億4500万ドルを超えています。
1% for the planet
1985年以来、Patagoniaは売上の1%を自然環境の保全と回復に充てることを誓約しています。このイニシアチブにより、Patagoniaは国内および国際的に活動する草の根の環境保護団体に1億4500万ドルを超える助成金の支給や現物寄付を行ってきました。2002年、Patagoniaの創設者であるイヴォン・シュイナードとBlue Ribbon Flies社のオーナーであるクレイグ・マシューズは、他のブランドにも環境保全に貢献するこの運動に参加することを促し、世界的な運動へと広げることを目的とした非営利団体を設立しました。
1% For The Planetは地球の健康と業界が環境に与える負担を考慮し、地球や環境を保護する必要性を理解している企業の同盟であり、日常の中でより地球にやさしいアプローチで前進したいと考えています。
年間売上高の1%を草の根の環境保護団体に寄付することで、1% for the Planetのメンバーは真の変化を起こすことができます。下記の取り組みはより多くの企業を責任ある道へ導くため、また責任ある消費意識を持った人々に環境保護への取り組みを認識してもらい支持してもらうために行われています。
Patagonia Action Works
変化を起こすという気持ちを多くの人に持ってもらうためにPatagoniaは数々のイニシアチブを立ち上げ、環境問題の解決に取り組む地域の団体と個人をつなぐ活動を行っています。Patagonia Action Worksは地域で開催されるコミュニティイベントやボランティア活動を見つけることができるプラットフォームで、関心のある問題に関わる組織に寄付を行うこともできます。地域の団体とコミュニティを巻き込むことで、誰もが環境問題に対して何らかの形で参加することが可能となっています。
We the Power
地域社会がエネルギーの未来を握っています。
Patagoniaの新たなプロジェクト「We the Power」は、発電に対する考え方や、地域社会として持続可能な代替案を生み出すためにどう行動できるかという手段に焦点を当てています。従来とは違う発電方法を学び、それをまた別の人に教えることで地域社会に還元し、EUの電力全体の最大45%を発電することが可能となります。
We the Powerは立法上の障壁を打ち破り、大手エネルギー企業から権力を取り戻しながら、その力を地元の人たちの手に渡すことで地域全体を強化することに力を注ぐ仲間や家族、そして先見の明のある人々に密着します。この映像はドイツの「シュヴァルツヴァルト (黒い森)」から歴史的なスペインの街ジローナ、そして大都市ロンドンの屋上まで、再生可能エネルギー革命への道を切り開き、より健全で経済的に安定したコミュニティを構築する地域の協同組合の様子を記録しています。
みんなが力を合わせれば人々にパワーが宿り、それぞれの家庭にクリーンエネルギーの恩恵をもたらすことができます。
エネルギーコミュニティーに参加して投資を、もしくは自分自身で発電設備を設置してみませんか?
Photo: J.Rog
A special thank you to Patagonia.