今季まず外せないポイントは鮮やかな色。映画『ラ・ラ・ランド』を思い起こさせるようなヴィヴィッドカラーでポップに仕上げれば、テンションもアップ。対称色を合わせてコントラストの効いたミックス&マッチを狙うも良し、お気に入りの一色で全身統一するも良し。鮮やかで華やかに。このトレンドを押さえるならマックス マーラ、バレンシアガ、ジャックムスは要チェック!
今季のスタイリングは贅沢に欲張ったもの勝ち。グリッターの輝き、キュートなリボン、光沢のあるタフタ、歩くたび揺れるフェザー。やりすぎを恐れることなく、今シーズンはとにかくゴージャスで華やかに。華麗な着こなしの女王アイリス・アプフェルも言っているように『人生なんて灰色にくすんでるんだから、服を着るときくらいちょっとは楽しまなきゃ』ね。盛りに盛ったボリューム感、主張する色、シャイニーなメタリック、アイキャッチーなプリント、ゆらめくスパンコール、足せば足すほどパワーも倍増。
繰り返します、躊躇は不要!好きなものを二つ、三つと重ねて。参考にしたいブランドは、アティコ、グッチ、ジバンシィ。
タイムレスなエレガントさと上品さ、優れたテーラリングで淑女の雰囲気漂うスーツが今季着実に復活。素材は上質にファインウールやカシミア、特に品のあるツイード生地やハウンドトゥース柄に注目。丸みのあるショルダーとウェストを絞ってパワフルな女性らしさを強調したアワーグラスシルエット。柔らかな色味のセットアップ、インナーにはクールなYシャツや蝶ネクタイで正統派に、レザーのトップハンドルバッグをプラスすれば完璧。こんなスタイルのお手本はアレクサンドル ボーティエ、フェンディ、ジバンシィ。
チェックメイト。パワフルでビビッドな90年代風の派手めルックもクラシックな正統派ブリティッシュのバーバリーチェックも今秋のワードローブの必需品。タータンも千鳥格子もグレンチェックも、地味で無難になりすぎないよう、チェックは重ねて遊ぶべし!全身を同じ柄で統一するのはもちろん、柄と色のミックスもあり。
窓の外の雪山を眺めながら暖炉を前にパジャマで熱々のホットチョコレートをすすって…そんなくつろぎスタイルがスリープレジャー。このリュクスなナイトウェア人気はまだまだ継続しそう。アウターには断熱ウールやふんわりしたパファー、キルトのブランケットコートだったり、メゾン マルジェラ、JW アンダーソン、バレンシアガのコレクションにもあるように、身体をすっぽり包んでくれるシルエットが優しくてコージー。セクシーなヒールやアクセサリーで引き締めたらシックさをプラスしたスリープレジャーの完成。お家にいるような快適さを保ったままスタイリッシュに。