気温が上がると波の音を聞きながら、海辺でのんびりとランチを楽しみたくなります。人間の存在が美しい海にどれだけの負担を与えているのか。世界海洋デーは、このテーマに向き合い考える機会となる重要な日です。消費主義がまかり通る中、特にファッションにおいては、私たちが日頃どういった選択をしているのかを振り返ることがますます大切になってきます。マイクロプラスチックや廃棄物が海洋汚染の大きな原因となっているファッション業界は、より倫理的な方法へと移行するための取り組みに努めており、その革新的な取り組みに対する人々の支持が成果を生み出すことになります。
日常の中で行うそれぞれの選択がどのような影響を与えるかを一人ひとりが意識することで、それは大きな変化を生み出すことができます。持続可能性と倫理的な消費への取り組みにフォーカスしたコンシャスファッションは、海を尊重するための重要な一歩です。今年の夏、海に向かうなら価値観を反映した、サステナブルでコンシャスのスイムウェアを選んでみませんか?LVRSustainableの特集では世界海洋デーを記念して、スタイリッシュなデザインだけでなく、環境にも配慮しながら生産を行うスイムウェアブランドを厳選し提案しています。
スイムウェアのコンシャスで新しい旅
スイムウェア業界は品質と持続可能性を融合させた新しい素材を採用しながら、イノベーションの旅を続けています。環境に配慮したスイムウェアなら、海でのバカンスも気持ちよくポジティブに過ごせるはずです。再生ナイロンECONYL®とlycra® xtra life™エラスタンを使用するTropic of Cのスイムウェアは、海を守るというブランドの思いを肌で感じることができます。Lidoが手がけるスイムウェアは、水、エネルギー、化学物質の使用を最小限に抑える地域のサプライヤーによって生産されています。Lidoはずっと色褪せないタイムレスなデザインがマインドフルな生き方の証となるよう、生産を地元で行うことで資源の消費の削減に努めています。
Totemeは生地だけでなく人権デューディリジェンスにも取り組んでおり、倫理的慣行と排出量削減に重点を置くイニシアチブ、Scandinavian Textile Initiative for Climate Actionに参加しているブランドです。Isole e VulcaniはGOTS認証のオーガニックコットンと天然由来の染料を使用した循環型アプローチを採用し、可能な限りプラスチックフリーのアイテムを制作することを目指しています。持続可能なワードローブへ近づく最初のステップとして最適な、アイテムの一部に再生素材やリサイクル素材を使用したBond EyeやReina Olgaのスイムウェア。これらのブランドは持続可能な世界を実現するために、素材やビジネス慣行のアップデートに力を注いでいます。
これらの素材やビジネス慣行は理想通りではありませんが、いつか持続可能な世界にたどり着くためのプロセスの一部となります。環境に配慮しながら取り組むブランドのアイテムを選択することで、自分自身がポジティブになるだけでなく、より美しい地球とマインドフルな社会へと近づくことができます。
意識を持って自然と戯れる
自然とつながること、服の選択に気を配ること。この2つは密接に関わっています。ビーチアクティビティ、清掃活動、環境に配慮したスイムウェアの着用など、世界海洋デーのこの機会は、さまざまな方法で海を楽しみ海に貢献することができます。Lidoは環境への負担を最小限に抑えることに力を注いでいるブランドです。革新的な再生素材の採用と品質のこだわりにフォーカスしているTropic of Cは、スタイリッシュでありながら環境に配慮した選択肢を海を訪れる人々に提供しています。
環境にやさしい水着を選ぶことは、より責任あるライフスタイルへの一歩といえます。真の持続可能なスイムウェアを実現するにはまだまだ時間がかかりますが、しっかりとした情報に基づいた選択を続けることで、サステナブルな技術と素材の進歩が促されていきます。今年の世界海洋デーは積極的に行動し、革新的なこの取り組みに努めるブランドたちをLVRSustainableで選びサポートしませんか?