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ワードローブに追加したいのは今シーズンっぽくてヘビロテできるアイテム?それなら 着回し力抜群のデニムジャケットが今季の注目。La Detresse(ラ ディトレス)がLAから発信するユニセックスのデニムジャケットは作りが良いのはもちろん、着回しやすくてサマになる。
このラインを手がけるAlana Hadid(アラナ ハディッド)と Emily Perlstein(エミリー パールスタイン)にLuisaViaRomaがインタビュー。

La Detresseを立ち上げようと思ったきっかけは?
Alana Hadid(アラナ ハディッド 以下AH): ずっと前からジャケットラインを手がけたいと思っていたの。スタイリングの仕事を通してエミリーと出会ったんだけれど、彼女はすっごいビジネスマインドを持っているの、だから私達は一緒に働くべきだって感じたのよ。
Emily Perlstein(エミリー パールスタイン 以下EP): アラナが私のところに来てデニムジャケットのラインを作りたいって言ったのよね。私達は友達になっていたし、テキスタイル業界で30年以上働いている私のお父さんの知識と経験も活かせたしね。

会社内での役割分担を教えてください。
AH: いわば女性二人のショーね。デザイナーから、ビジネスパートナー、モデルのキャスティング業、モデル、メイク、ヘアメイクとあらゆる役割を私達が担ってるわ、私達が全てね!

デニムジャケットだけにフォーカスしようと思ったのはなぜ? 
AH: 私の知る限りだけど、デニムジャケットだけを扱うラインってないからよ。デニムジャケットって定番の一つだし、魅力的に飾れるアイテムよ。
EP: デニムだけのコレクションを出すのが私達にとっては重要だったの。

デザインの過程について教えてください。
AH: 私達二人のクローゼットにあるものがベースになってるの。ヴィンテージアイテム、着倒すまで着た服、それを起点に自分達ならではのものを作ったのよ。試作品をたくさん作るわ、色はコレというものじゃなきゃだめだし、フィット感もパーフェクトじゃなきゃいけないし、私達らしいディティールも取り入れるし。
EP: そう、何度も試作を重ねて、サンプルのバリエーションもたくさんつくって、そしてやっと満足するところまで持ってきたの。

他のジャケットと差別化できる点は?
AH: ヴィンテージジャケットを好きな人って多いでしょ、だからそれを私達のデザインのベースにしたの、オリジナルの金具があるし、それから背中に大きなV字を入れたんだけど、これって他のデニムジャケットにはめずらしいんじゃないかな。色やステッチ、フィッティングで遊びがあって…
EP: 長さにもこだわってるしね。アラナはすごく背が高くて、私も平均より高め。いくつものシルエットを試してるわ。

ラ ディトレス - 2

アイテム名にもなっているSavage(かっこいい)とは二人にとって何?
AH: えぇ…たくさんのことよ。ユニークでいること。私達のジャケットが言うsavageって、すっごくユニークってことだと考えているわ。ブラックオンブラックだから、きっとそう言っていることもかわからないと思うんだけど、それがとってもsavageなの、思うにね。

アラナに質問、ジャケットに対するご家族の反応は?彼らもファッション業界にいて…
AH: 彼らも大好きって。彼らの受け入れ方って、いいのよ。私がこうやって自分自身を表現しているのを好ましく思ってくれている。私は長い事ファッション業界にいるし、彼らもジャケットが大好きだし。ジジはRedを持ってるし、ベラはSavageがお気に入りなの。弟のアンウォーはとってもRestichね。

シーズン分けをしないで発表すると聞いたのですが、それはどうして?
AH: シーズンってそこまで信用してないのよ。
EP: とりわけデニムについてはね。通年で使えるものだし…顧客からブランドに対するエンゲージメントを保つにはいい方法よ。できあがったら即発表。ファッションって、かつてないほどに即時性が重要になってきてるから。

私達は人々が望むものを望む時に提供したいの。
– アラナ ハディッド

ラ ディトレス - 1

ユニセックスジャケットですよね…この点について話を聞かせてください。
AH: ファッションにはもうジェンダーなんかないって私は考えていて、だから私達はユニセックスにしようって決めたの。あと、私達のジャケットはかつては主にメンズジャケットだったヴィンテージデニムジャケットに着想を得ているの。私はオーバーサイズでボキシィなフィット感が好き、それは共有され、広まるべきだと考えているの。着るのが誰かって制限されるべきじゃないわ。

La Detresseの次のステージは?
AH:さらにデニムよ、パンツ、トレンチ、もっとディストレスなもの。フルラインへと拡大する最中よ。ちょっとしたピークが来るわね。でもジャケットは常に置いているでしょうね。

私達のジャケットが私達のブランドのDNAなの。
– エミリー パールスタイン

誰にジャケットを着てもらいたい?
AH:みんなによ!もちろん、リアーナが着てるのを見ようものならすっごく興奮するだろうけど、私達のジャケットが道行く人に着てもらえていて、気に入ってもらえているのっていうのを見たいわ。

お気に入りのジャケットコーデは?
EP: オーバーサイズで着て、ジーンズと下にはTシャツを合わせるのが好き。
AH:デニムジャケットってなんにでも合わせられるのが楽しいでしょ、スパンコールドレスにもダメージデニムにも。アウトフィットをまとめて格上げしてくれる素晴らしいアイテムよ。

Special Thanks to Alana Hadid and Emily Perlstein
Model: Vadim Ivanov
Photographer: Gianmarco Flamini
Hair: Ziggy Maigo
Make up: Catalina Moran

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