夏も終わりに近づき、もうすぐ心地いい秋が訪れます。休暇の後はワードローブをリフレッシュして、モチベーションを高めてみてはどうでしょうか。街に戻るための夏の終わりのアウトフィットは、バカンスのゆったりとした雰囲気と日常生活の実用的な部分を組み合わせた、今の季節にぴったりなドレスコードを考えてみてください。
快適さとスタイルのバランスを取ることが、スタイリッシュな夏の終わりのオフィスルックを構築します。大胆な色合いとビーチを思い起こすプリントを、今トレンディなバターイエローのように穏やかな色と組み合わせれば、フェミニンなオフィスカジュアルルックの完成です。タイムレスでシックな装いは、ブラック＆ホワイトのカラーブロックを取り入れてください。少し忙しい日は、自然の美しさを具現化したアースカラーのスポーツウェアを選んでみてください。快適でシックなコンフィシックの美学、夏の楽しいバカンスを思い起こさせるルック、デニムが主役のストリートスタイル、ワークアウトのモチベーションを上げるスポーツウェア。夏の終わりのワードローブをレベルアップするヒントを、この特集で発見してください。
快適でシックなコンフィーシック
夏の終わりは簡単にスタイリッシュな装いを実現できる、快適でシックなコンフィシックルックに注目です。今秋はプロフェッショナルなワークウェアから着想を得た、ビジネスシーンだけでなく、仕事以外の場面でも着用できるスタイルがトレンドです。ミーティングやアポイントなどでスケジュールが詰まっている日々も、快適でシックなアウトフィットなら心地よく、かつきちんとした外観も維持することができます。ローカットスニーカーで色をプラスすれば、アウトフィットにリラックスした印象を与えます。または今トレンドのバレリーナシューズやメリージェーンを合わせれば、よりフェミニンな雰囲気を演出することができます。パラッツォパンツのようなワイドパンツは、心地よさだけでなく全体のシルエットに立体感を生み出します。
着心地に優れたオーバーサイズシャツやボヘミアンスタイルのブラウスを選べば、ボディラインを美しく引き立ててくれるでしょう。夏の終わりに完璧なマキシドレスは、重めの生地でできたものを選ばないように注意。オーバーサイズのセーターやカーディガンを肩にかけたり腰に巻いたりして、トレンドの一つバウレットバッグを添えれば完璧です。使い勝手抜群のバウレットバッグは、日焼け止めやヘアクリップ、ノートパソコン、財布など、毎日使うアイテムを収納することができる優秀バッグです。
夏の装い: スタイリング方法
お気に入りの夏のアイテムを、季節の変わり目のワードローブに取り入れてみましょう。日焼けした肌が映える白いサマードレスは、街着としても最適です。休暇中に活躍してくれたラフィアバッグとサンダルの代わりに、グッチのショルダーバッグとアディダスのガゼルスニーカーを組み合わせれば、オフィスバージョンの完成です。夜のお出かけやディナーデートにはリトルブラックドレスにブレザーを肩に羽織り、スリングバックヒールを履けば周囲の視線を集めます。気温が徐々に下がりブーツの季節になったら、ゆったりとしたミディ丈のドレスにトートバッグを合わせれば週末にぴったりの装いになります。またクチネリのアイコンパンツのようなリネンパンツは、9月も続けて着用できるアイテム。同系色のTシャツを合わせてサングラスをかけたら、トレンドのモノクロルックを楽しむことができます。
ストリートスタイル: デニムが主役
ジーンズを穿く機会が減る暑い季節。8月にはもう恋しくなるジーンズは、ストリートスタイルにおける定番アイテムです。Tシャツとデニムの組み合わせは、何十年もの間、街着のユニフォームとして多くの人に愛されてきました。フィット感が心地いいジーンズと着心地抜群のコットンTシャツの組み合わせは、あらゆるボディライン、個性、シーンにもマッチします。今秋、セレブリティたちが注目するデニムのトレンドは、1980年代～90年代の美的感覚を彷彿とさせる、ボディラインを美しく見せてくれるだけでなく着心地にも優れたワイドジーンズです。RE/DONE (リダン)、Mother (マザー)、ボッテガヴェネタなどのブランドは、さまざまな美しいスタイルを提案しています。
トップスはブラックかホワイトのTシャツ、もしくは気温が少し高い日は、コットンリブタンクネックでシンプルに。ビーチでの日々をまだ忘れたくないなら、ボヘミアンスタイルのベルトやフラットなレザーサンダルを合わせてください。秋になれば、ジーンズの代わりにスタイリッシュなデニムスカートを選ぶのもおすすめです。ジーンズもスカートも、デニムは薄手のコットンジャージートップ、清潔感のあるポプリンシャツ、肩にかけてアレンジしてもいいウールクルーネックセーターと相性抜群。ルックをさらに引き立てるならカフブレスレット、チャンキーイヤリング、またはステートメントネックレスを添えてください。シチュエーションを考えながら、スリングバックパンプスでフォーマルに仕上げたり、スニーカーでカジュアル感を出したりして自分らしさを表現してみてはどうでしょうか。
スタイリッシュにオフィスへ
夏のバカンスが終わっても仕事に戻る感覚はすぐに掴めませんが、新しいシューズを履けば仕事へのモチベーションも高まり、オフィスに戻るのが楽しくなるかもしれません。今シーズンのマストハブは、どんなアウトフィットにも合うスエードのモカシンとヒールのあるパンプス。さまざまな色やディテール、ヒールの高さをチェックして、自分自身にぴっったりなローファーを選び、ラグジュアリーで動きやすいテーラードスーツと合わせ、立体感を出すしなやかなシルクブラウスを重ねて、残りの夏を快適に過ごしてください。
ビジネスシーンでは黒やグレー、ネイビブルー、ベージュのような、洗練されたクラシックカラーが適しています。この時期、素材はコットンや薄手のウール、リネンなど、通気性の高い生地にフォーカスしてください。もうすぐ訪れる寒い季節には、これらのオフィスルックに羽織るロングコートも必要になってきます。今シーズンのマストハブは、バーバリーのトレンチコートやウールのオーバーコートのような ロング丈のコートです。ロングコートの下にはペンシルドレスやミディスカートに、カーディガン、パンツなど何を着用してもバランスがよく、オフの日はスポーティーなパンツにクロスボディバッグ、コントラストが目を引くストールが全体をまとめてくれます。
スポーツルック
夏休みが終わってジムやトレーニングを再開するときに、新しいアイテムがちょっとしたモチベーションアップにつながることもあります。24 bottles (24ボトルズ) が展開するカラフルなウォーターボトルからジム用のセットアップまで。人間工学に基づいたヨガマットや、ダンベル、キャップなどのスポーツ小物を集結したセレクションを覗けば、さまざまなインスピレーションを得ることができるはずです。またスポーツセレクションでは通気性や速乾性だけでなく、デザイン性にも優れたアイテムを幅広く提案。スポーツウェアはワークアウトだけでなく、スーパーへの買い物や友人とのランチなど、現代の忙しいライフスタイルに適したルックを実現します。
ちょっとした用事にはTory Sportのテニスドレスがスタイリッシュ。少し肌寒い日にはカーディガンを合わせてください。スポーツウェアにフォーカスした季節の変わり目のもう一つのアウトフィットが、トレンディなテニスシューズにレギンス、グラフィックTシャツ、ブレザーを合わせたスタイルです。バッグはクロスボディバッグやトートバッグを選んで、バッグの色とトレーニングシューズの色を同系色でまとめると洗練されたルックに仕上がります。今秋は自然が着想源となった色合いがスポーツウェアのトレンドです。ストーンウォッシュドブルー、フォレストグリーン、バーントシェンナなど、落ち着いた色合いで毎日を彩ってみてください。
