Frédéric Malle (フレデリック･マル) が指揮を執るEditions de Parfums Frédéric Malle。LuisaViaRomaがローンチするコレクションは、長年の経験を持つ卓越した調香師たちが生み出したパルファムで構築されています。Carlos Benaïm (カルロス･べナイム) のEau De Magnolia, Dominique Ropion (ドミニク･ロピオン) のPortrait of a Lady, Jean-Claude Ellena (ジャン-クロード･エレナ) のRose & Cuir, Maurice Roucel (モーリス･ルーセル) のMusc Ravageur, そしてPierre Bourdonz (ピエール･ブルドン) のFrench Lover。Frédéric Malleの歴史、Editions de Parfumsのプロジェクト、コレクションに関わった調香師たちを知る特集をご覧ください。
Frédéric Malle
Frédéric Malleは実業家、芸術家、調香師が名を連ねるフランスの家系に生まれました。叔父であるLouis Malleは有名な映画監督でした。祖父はフランスの香水の伝統的象徴ともいえるChristian Dior Parfumsを設立したSerge Hefler-Louicheです。そして母親はキャリアを活かし、祖父 (母親の父) が設立したChristian Dior Parfumsのビューティー＆香水部門の発展に貢献しました。
そしてその家系の第3代目であるフレデリック･マル自身も、香水業界の世界的権威として広く認知されています。
若い頃からクリエイティビティと実業家の世界に触れていたフレデリック･マルは、ニューヨーク大学で美術史と経済学を学びました。広告業界で短期間キャリアを積んだ後、1988年にRoure Bertrand Dupontでトレーニングを行ったフレデリックは、そこで世界最高峰の調香師たちと出会い、絆を深めました。
そして25年以上にわたり調香師たちと協力し合いながら、原料や嗅覚の構築について幅広い知識を習得してきました。
Editions de Parfums Frédéric Malleの歴史
2000年にEditions de Parfums Frédéric Malleを設立したフレデリック･マルは、ラグジュアリーパルファムを蘇らせることを決意していました。ブランドは調香師たちに完全なる創造的自由を返したいという願望から誕生しました。ブランド設立者であるフレデリックの指揮のもと、調香師たちは新しい嗅覚の世界に辿り着くためのクリエイティビティを最大限に発揮し、彼らの名前を刻み込んだオリジナルマスターピースを生み出しています。調香師たちとフレデリックが共に手を取り合い、時間をかけ、真の才能によるパルファムのビジョンを築き上げます。
フレデリック･マルは調香師たちの驚くべき才能を2つの方法で導きます。それは現代的ビジョン、または新しい嗅覚の世界に対するリサーチとイノベーションで、クラシックな香水の構造を再考し再解釈する方法です。Editions de Parfums Frédéric MalleのベストセラーであるPortrait of a LadyとCarnal Flowerは、ドミニク･ロピオンとのすばらしいコラボレーションから誕生しました。他の調香師たちは、たとえばモーリス･ルーセルが実現した今では伝説となっているMusc Ravageurのように、独自の既存の製法をフレデリック･マルのビジョンに落とし込んでいます。
どちらの場合も、フレデリックが目標とする最終ゴールは、未来のクラシックを創り上げることにあります。
Editions de Parfums Frédéric Malleはそれぞれの調香師の才能と嗅覚、使用する原料のクオリティを最優先に考え、そのことに誇りを持つ業界唯一のブランドです。妥協のないクオリティと創造的自由。これらの要素の融合が、通常とは異なる他に類をみない結果を生み出します。
